おひさまの日★絵と漫画でつづる不思議な徒然

見えないものとの関わりを描いたコミックエッセイや、創作漫画と絵本。徒然と

【絵と物語】土の中で聞いた歌の話

http://ahito.com/e/cg/cg/img/2017/cg20170912.jpg

少しの土の中をねぐらに
やすんでいた

幾千年月

ふと気が付いたら
キレイな
頭に髪のない方がいらして
それはそれはきれいな声で
なにかを唄われた

彼が立ち去り
うつらうつらと
幾千年月
その歌を
おもいかえし
おもいかえし

ふとまた目が覚めた

彼がそばにいて
私を見て
愛しそうに笑っていた

土の中に
いままでみつけた
すべてのことを
埋めて捨てようと
彼は思っていた

だれにも利用されないよう
つよいことも
よわいことも

すこしあたたかな土の
なかの、なかに

彼はそれを唄にして歌い、埋めた

そうして
彼の中からそれは消えていった

その土の上は
あたたかな風がふきつづけた

ひとがきて
なんだか涙が流れたので

安寧の家を建てた
ひとがやすみ
いのちがやすむ
家を建てた

ひとは天へ
天を呼んだ

安寧の地に
なおも深く
導きと
安寧を
もたらすように

ともにいてほしいと

ともに生きてほしいと

天のほうで
うつらうつらしていた彼は
とつぜん
なにか、よばれたきがして

それが
あの土の上からだったので
そこに
おりたった

彼の歌を
耳のなかに聴いていた
その子を知った

その子と
出会った

【絵と物語】陶器にゆられたはなし

http://ahito.com/e/cg/cg/img//2017/cg20170909_2.jpg

白い陶器の破片に寄り添い
夫人が、歌を歌っている


遠い、遠い、遠いくにから
陶器にのせられて
ゆらりゆらり
海を渡り島を渡り
この国の長に
ささげられました

長は優しく
慈しんでくださった
白い陶器を
心深い母のようだと
慈しんでくださった

彼が天に召されたとき
あまりの悲しさに
胸がひびわれ
私ののりもの
私の陶器も
ひびわれました

あまたもの年月が
私を癒し
空の心を癒された


白い陶器も
白い夫人も
空の光をうけ
ひかり、ひかりと
瞬いている

本日から絵画も記事にしていきます

http://ahito.com/e/cg/cg/img/2017/cg20170908_3.jpg

いつもありがとうございます

本日から
絵画とショートノベルのほうを
絵と物語カテゴリーで記事にしていきます

お楽しみいただけたら幸いです

【絵と物語】大きな石のねぐらの話

http://ahito.com/e/cg/cg/img/2017/cg20170909.jpg

大きな石の下
小さなねぐらは
黄泉とつながるという

祀られたとき
首と胴ははなれた
胴だけ祀られた

そういわれる

首を見つけらたものが
癒しの草の葉と
胴体をつないでくれた

【創作絵本】【リコチーと僕】山の廃線

山を少し行ったところの
廃線路に
変なものが出るという


http://ahito.com/comic/ehon/voice/img/voice20170830/01.jpg

"読んでみる"