悪意の親玉はゾンビだった
蠢く死肉
くさりながら動いている魂
輪廻転生の環をはずれ
この世のことわりをはずれ
それゆえに、一切の浄化なく
ただ、腐りながら
うごめいている
たぶん、永劫不死になるための
なにかの術下にいるのだろう
そんなことを
めざしたのだろう
そんな存在だ
もともとは
ネロという皇帝だったらしい
ネロだっころのそいつの顔と
現在の、サタニストたちの顔は
とてもよく似ている
魔女も、悪魔も、使い魔も
ゾンビは
餓えていて、自力では
エネルギー補給できず
他の生命体のエネルギーを
とりこんで活動する
腐りながら蠢く魂は
疫や厄災をたくさんやどしている
☆
それらは
目をかけたものを
同一のゾンビ体にして
仲間にしようとする
高い金をはらわせて
エネルギーをあびせる
なんども
そのエネルギーをあたえられると
感染をおこす
ゾンビエネルギーに
感染すると
やがて、そいつも
腐りおちる魂にかわっていく
そうして
ほかの生命体から
エネルギーを補給しようと
うごめきだす
最悪まで堕ちたゾンビは
まるで、生命体牧場のように
「口先の甘い嘘」に
ついてくるものを
半死半生の状態にかえて
囲い込みをしたがる
それがカルト宗教団体だ
それらの「甘いウソ」は
罠で
それらが欲しているのは
信者ですらない
☆
さいきん、
あらゆるところの
あらゆる存在の
濃さがましていってる
悪意側は
消滅への悪あがきで
繰り返し合体している
その影響だろう
それらは臭い
そのまんま、死肉のにおいがする
それらの凶悪さは
まものの凶悪さを
うわまわる
まものは所詮はけものだ
堕ちた獣にすぎない
それらは
狡猾な悪意により
蠢く腐り魂の
ゾンビだ
☆
奇妙な話だが
それらがもしも
現実に、そうなっていくとしたら
それらに
武器は通用しない
とても、奇妙なはなしだが
銀の弾丸、祝福をうけた刀
そうしたものが
それらを駆逐できる
いまの能力者は
その日にむけて
鍛えられていっているという
聖なる祝福や祈り
破魔、浄化は
それらを消滅させることができる
☆
それらのからだが
外面をたもてなくなり
内面のエネルギーを
そのまま
色濃くだしはじめたとき
それらのすがたは
腐りおちる肉体にかわる
あるいは伝承通りの
悪魔のようになる
☆
信仰深いとされている処ほど
それらが
はいりこんでいる
スピリチュアル界隈
宗教界隈
霊能者界隈
神社、仏閣、教会……
そうしたところは
常に真っ二つだ
本当の信仰をもつものと
悪意をもつものと
真っ二つだ
だから、ラグナロクの前戦に
常にあると云われている
ことがおきはじめるのは
まず、そうした処からだ