花の星の創作BLOG

花の星の更新作品のお知らせブログです、絵、漫画、写真、フリーゲームなども公開していきます

?さまより「神様のことば」



神は喋らない

私達神は
まず貴方をいつくしみ
まもりたいとし
傍らに常にあるものですが

会話、というのは
難しいもので

たとえば
貴方とひとが
話していたとして
言葉を使えたとして
会話ができている、ときは
ほとんど、なくて

会話、というのは
ほんとうは
心をうけとり
心をつたえること、で
そのうえに
言葉があるのですが

ひとと、貴方であっても
言葉がつかえるぶん
言葉がさきになり
心と心の授与は
むずかしいことです

私達神々は
ことば、が
先にない分
まず、傍らにありましても
あたたかい、とか
妙に自信がもててきた、とか
そんなことになりますでしょう

心、と、心、を
授かったり
与えたりするわけです

まず、はじめて会いましたら
ひととひとが
はじめてあって
言葉がなかったときのように
心と心がなじむまで
おたがいを見つめるわけです
わかろうと

私達もそのようで

まず、はなしかけたり
会話をしはじめるというのは
言葉がさきというのは
私達ではありません

まず、あなたのこころをみて
貴方がよさそうなら
心と心で
授与をはじめ
それがまたよさそうで
なじんだら
受け取れること、が
あるわけです

それが、話しになったりするわけです

ですので
言葉、が
さきというのは
私達とは異なるものではないかと
見られたほうが良いと思うのです

私達は、いとしい命の傍らにおり
ことば、は、
あとからなるかもしれませんが
ならないなら、ならないでよいとし
思い(こころ)と
あなたの心で
いきかいをしています

心がなじんだとき
ふ、と、
はなしあうかもしれませんが
それは、さきに
心の馴染みがありますから
あなたも、もう、
そういえば、
ずいぶん、心でやりとりしていた、と
わかるでしょうし
自然なかたちになるでしょう