たまにナーガ系の方を見かけるんだけど
言葉に独特の「毒」があって
また蛇行があって
あとあれ、
ナーガはとある欠落を持つんだけど
(だからこそ執着が強くなる)
しょっちゅう、
世に流れる呪毒や邪毒(負のエネルギー)を
そうした言歌で
解毒されとる
そうした毒を
おのれの口から吐き出すもので
解毒できんのはナーガ系の強みなのか……
蛇をとらえ、ほうむる方とはまた異なるんよ
:
ナーガ系も
薬師如来系と少し似ていて
(というか薬師如来さんも
毒使えるんだよなぁ……)
毒は薬、薬は毒、単なる匙加減、というのが
彼らを見ていると
なんとなくわかる
ナーガは堕ちているときは
毒をふりまくけれど
龍王ナーガに戻ると
その毒が「つかえる」ようになる
つまり
己の毒を理解し、
相手への親愛のまま
さじ加減をもつようになり
薬効をもたらすようになるらしい
:
神様とか天界の模様は
時間が関係ないので
「堕ちているときの蛇王ナーガ」と
龍王にもどった「龍王ナーガ」は
同時にこの世に、存在しているんだけれど
ナーガの「愛されなかった」「愛した
愛しても、こたえてもらえなかった」故の
執着はおそろしいほどの闇の穴になっていて
釈尊はそれを単に見つめていたので
なんか泣けたらしい