花の星の創作BLOG

花の星の更新作品のお知らせブログです、絵、漫画、写真、フリーゲームなども公開していきます

語りつがれてきたもの



真理は、
海の波のような
時代の流れにあっても
消え果てるものではないから

ことわざとか
うたとか
語り継がれています

それは「なんかそうだと思う」みたいな
人の心の受け皿が
語り継いできています

……

いま、ぽっと出の真理めかしたことは
とても多いですが

いつの時代も
そんな軽さをもつ「シンリ」は
どこかで、ぽっと、出てきていたりします

そうして、すたれたり
時代、時という波にのまれていったり

結局、語り継ぐ受け皿がないまま
終わりをむかえる
そんな姿を繰り返されている

受けない時、
受け入れてもらえないとき
マイナーな分野にしか
場がひらけなかったとき

なぜ、そうした風に
受け入れられないのか、には、
興味深いものが隠されています

わかってくれるひとなら
(=わかる人だけが)
わかってくれる、は
ないです

真理なら

……

漫然と、
すべての命が
自然に納得し
誰にとっても
どんな時でも
かわらずに
そこにあり、
つかわれて
かたりつづけられていくもの

……

真理は、ひとにより
場により
時によりかわるものではないから
誰の心にも「なんかそうだ」と
ふにおちて
だから、長い年月
すたれずに
語り継がれてきています

……

誰にでも触れれるように
どこででも思い出せるように

……

ことわざを
よく読むと面白いですね

語り継がれてきたもの、は
真理の姿の鋭利なところを
人に寄り添うように
わかりやすく丸みを帯びている