花の星の創作BLOG

花の星の更新作品のお知らせブログです、絵、漫画、写真、フリーゲームなども公開していきます

おにと神様の関係



▲スピリチュアル絵本「おに」






むかしは

隠れたもの

つまり

みえないものを

そうじて「モノ」と

呼んでいたそうです



やがてそれは

「隠人」とかいて

「おに」と呼ぶようになり



時がたつと

「おに」は

「神」と「おに」に

わかれていきました



やがて「おに」がふたつにわかれ

「隠穢」と「隠人」に

わかれていきました



これは、なんだか

みえないところが

時がたつにつれ

「理解されていった」ながれ

そのままのようです







ひとにとって「こわいもの」は

「隠れた穢れ」と

「隠れた神(鬼)」と

ふたつあります



このふたつは

明確な差異がありますが

みえないものでありますから

どちらも「こわい」で

くくられてしまいます



「隠れた穢れ」は

「負荷」……こころのストレスに似ていて

いやなもの、くさいもの、悪いものを想起させます



(見えなくても、

それにふれたとき

なんとなく、

いやなイメージ、汚いかんじ

重くおもう、嫌悪を感じる、臭みを感じる

などの想起は

誰にでも起こるようです)







「隠れた神(鬼)」は

「とてつもなく冷たい」か、

「とてつもなく熱い」です

重く、苦しく、痛くかんじたり、

暗いときもあります

でも、汚さがありません



厳しさと似ていますね



ただ、ひたすら、厳しい



そうして「忌避」と「畏怖」が

想起されます







「神は怒らない」と

いう方もいらっしゃいますが

それは「如来尊」のほうだけを

「神」ととらえている様子です



ほんらい「神」は、みな

四つの面相をお持ちです



「怒り」は、神の「親愛」です……



「ほんとうに、ひとを、おこったことがあるひと」だけが

その「怒るものが背負う担い」を

知っているのかもしれません



それを担い、

よくないこと

わるいことへの

道の歩みを

削ぎ落す



これが、怒りです







……「神の顔」を

どのようにとらえているかは

「心の様子」の

とらえ方と似ています