花の星の創作BLOG

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自然なかたち



人には
人の自然なかたちがあります

それに不自然さをくわえると
とても動きづらくなります

人の神につながる本能
それは人間性と呼ばれています

それは
ひとりひとりの
ひつようなことを
知っています

だから
(獣につながる本能を避けて)
神につながる本能
自前の人間性を信頼し、
自然なかたちをとると

ものごとも
きもちも
とても楽に動けます

獣につながる本能は
注意深く感じれば
攻撃性や敵意、
あるいは貪りなんかが
底の方に凝っています

それは人の本来の性根ではなく
状況から投影された
映像のようなエネルギーなので

避けて、おいておいても
問題はありません

……

ここで難しいのが
「怒り」などの
ネガティブな本性です

怒り、
そういったネガティブなものも
人のほんらいのものと
獣性(映像)のものがあります

ほんらいの怒りは
親愛なる心根からわき
あたたかなエネルギーに満ちていて
根が、温もるのです

嫉妬も、嫌悪や、ふあん
苛立ちも
ほんらいのものなら
温もるのです

「温かい」か、どうか……

情に、熱があるかどうか

心根の底に「情熱」を
かんじられるものなら
それは
人のほんらいのものです

……

獣性(映像)から
あらわれるものは
温もりや、エネルギーがともりません

おちついて、すこしまてば
己から
流れて消えてしまうのも
映像(状況からくる幻影)の特徴です

(ほんらいの心根からわくものは
決して消えたりしません)