私は文章から、あえて
主語をおとす癖があり
「わたしは」とかの
ところです
じつは形のない世界は、
主語がありません
なまえは
象りのときにでますから
なまえもありません
それでそこにあわせているとき
主語がぬけて落ちる
……
「私は」というのは
ことばの外にあります
抜け落ちるだけ
私が消えるわけではないし
私がしたことや
私がそうなのだというところも
なくならない
でも意識が、ぬける
……
主語の抜け落ちる
概念のない、界隈で
ちからが開花するというのが
どういうことか
こうしたことで
なんとなく
伝わるでしょうか