花の星の創作BLOG

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人間であったこと……



いまでこそ
エス様も
釈迦様も
神様仏様として
たたえられて
祈られているけれど
当時は人間であって

それで、やっぱり
「ひとらしい」すがたというのは持たれていて
「かれら」が「そのひとである」というのは
なんのかわりもないんだなぁ、と
なんとなく思う

崇められるとか
祈られるとか
神であるとか

そうしたことは
かれらにとっては「外からくるもの」であって
たぶん、彼らの「そのひとであること」は
なんの揺らぎもなく
そこに灯として
久遠に輝いているんだろう

……

私は「神である」「ヒトである」とか
なにものであるとか……
そうしたことではなくて
「そのひとである」というのが
大事だと思う

以前書いた「世界は尊厳を大切にしている」と
同じことなんだけど

「価値」ではなくて

「そのひとである」の
「そのひとの尊厳」というところ……

……

ひとりひとり尊厳をおもわれている
それは見えないものにも。

大いなるものに隔てりはない

かれは「価値」をはかるのではなくて
そのひとと
「いのちの尊厳」を見つめられている