花の星の創作BLOG

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ただしいイケン





完璧にただしいイケンは

きっと幻のごとく

蜃気楼のごとく

目にみえるだけだ、と

思っているんです

正しいイケメンごとくですね

でも、ただしい行動って

あるのかもしれませんね

それは結果になります

……

ただしいイケン

ただしいイケンというのは

ただしさのエネルギーと

シンクロをしていますから

「まちがい」が

こころの湖にうつしだされます

私は

完璧にただしいが

リアルではなくて

幻想的なものだと思っています

だから、イケンというのは

すべて、「あてはまらない」とか

「矛盾」とか、を

かかえていると

思っています

それでも

「今何が、ほんとうの正しさだろう」を

はなしあうのって

いいね、と

おもいます

その都度、その都度

はなしあわれる、

ほんとうの

ただしさ

その話し合いが

どこか、善性を

支えてきたように思えるからです

……

どのようなエネルギーであっても

「リスク」、反面、というものはあり

ただしいエネルギーは

まちがいを写し出します

「自分だけが」(onlyのエネルギー)が

はいりますと

とたんに、暴走をはじめます

あのエネルギーと

シンクロするなら

私なら、オープンでないと

たもつことさえ無理そうだな、と

おもいます

多数と意見をきちんと話し合う

エネルギーをかわしあう

公開処刑レベルの

公開っぷりじゃないと

ただしいは

たもてない

狭い範囲で

エネルギーがクローズされると

「あやまちを写し出す」面と

「ただしい」エネルギーに

onlyが加わり

とんでもない攻撃性をうみだします

エネルギーの性質

ただしいは、

ジャッジが、つねにともなう

エネルギーなんです

……

不思議ですね

正しいエネルギーに

のりまくり

onlyのエネルギーと

結びついているひとは

なぜか

正しくなくなるんですよ

……

ほんとうに

正しい道を

歩もうとすると

常に軌道修正を

かけるようになる

ひとの、ではなくて

自分が間違いやすいこと

間違えてきたこと

いまも、かかえている間違えと

向き合うようになる

人間は完璧にはなれません

どこかで

間違えますから

正しい、を

まともに背負うと、ひとは

「完璧ではない」を

背負うようになる

……

私は

「人の意見を聞けて、

自分の意見とともに

思慮しているひと」

いつも、ひとのこころと

自分のこころを

考えている人

無責任ではないのに

意見や思慮が、

状況によって

かわるひと

自分を、正しくない気持ちでいるひと

ひとを、正さないひとが

そうじて

「正しいと、いえないひと」が

たぶん、ですが

ずっと、正しい気がします

……

それで、私は

「正しい」を思うたびに

どんぐりの背くらべを

おもいだすんです

「そんなら、こう言いわたしたらいいでしょう。このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらいとね。」(byどんぐりと山猫(宮沢賢治・著)より)

私も賛成です





★関連リンク

宮沢賢治 どんぐりと山猫